iTunes Store (日本) の "インストゥルメンタル トップソング" でDot&Line!の”私を野球に連れてって”が

 "夜桜お七" のTOP10入りに続き、24位に2曲目のランクインをしました!

NHKテレビ、ラジオのコメンテーター、パーソナリティーをはじめ、ダイバーシティ(多様性)と共生社会を体現するアーティストとして多くのメディアで話題の全盲のヴァイオリニスト


”穴澤雄介”


 長年に渡り、ジャンルを超え数々のアーティストと共演するドラマー、パーカショニスト

 ”小川このん”


 東京都ヘヴンアーティストとしても共に活動しているヴァイオリンと打楽器という二人による、ちょっと変わった(?)とても楽しいDuo

Dot&Line!(ドット&ライン!)


Dot&Line! ファーストアルバム 

「休食当番」


”穴澤雄介”と”小川このん” 二人のユニット”Dot&Line!”の1stアルバムが 

リリースされました!

みなさんお馴染みの名曲たちのカヴァーを中心としたアルバムになります。


※収録曲 "夜桜お七" が、iTunes Store (日本) の "インストゥルメンタル トップソング" で10位を記録 (2024年01月09日) 

※収録曲 ”私を野球に連れてって”が、iTunes Store(日本)の”インストゥルメンタルトップソング”で24位を記録(2024年6月13日)

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アルバム”給食当番”こぼれ話 その①~みちしるべ~


今回のアルバムで使用したドラムセットは全部で3台になります。

なかでも一番タイコの数が多かったのが派手な曲ではなく、バラードの”みちしるべ”でした。

メロディックタムという裏のヘッドが付いていないシングルヘッドタムを使い、70年代などのハル・ブレインやカーペンターズなどで聞かれる、流れる様なメロディックフィルインで歌っているような感じにしたかったからです。

結果、”みちしるべ”の素敵なメロディーとマッチしたいい仕上がりになりました。


余談になりますが、この曲が使われている京都アニメーションの”ヴァイオレットエヴァーガーデン”の映画を初めて見た時に、映像美術が本当に美しく、驚き感動したのを覚えています。

この作品の美術監督をされた渡邊美紀子さんというクリエーターの方が残念なことに京都アニメーションの事件で犠牲になり、この作品が最後の作品になってしまったそうです・・。

今回”みちしるべ”を演るにあたり、渡邊さんに対するリスペクトも感じながらこの曲を仕上げました。



アルバム”給食当番”こぼれ話 その②~私を野球に連れてって~

アメリカのメジャーリーグ中継を見ていると、7回表の攻撃が終わると必ず球場内で立ち上がって伸びをして大合唱になる曲があります。(セブンス・イニング・ストレッチ)

それが”Take me out to the ball game~私を野球に連れてって~”です。

日本でも芦田愛菜さんの車のCM(スズキのスペーシア)でお馴染みですよね。

アメリカでは”HappyBirthday”、”アメリカ国歌”、そしてこの”私を野球に連れてって”の三曲が最も歌われる曲だそうです。

3月、東京ドームに穴澤雄介とWBCを見に行った時の試合前、球場の雰囲気を感じながら、作っていった16ビートアレンジと、ロックビートアレンジの2パターンを聴いてもらい、どっちがいい?と相談しました。

そして更に野球だけどサッカーみたいにサンバっぽくして盛り上げちゃう?という事になり、アルバムに入っているような感じに仕上がりました。

もちろんアルバムの7回表の7曲目、セブンス・イニング・ストレッチとして収録されています。



アルバム”給食当番”こぼれ話 その③~サザエさん一家~

アルバムのラストに入っているのが”サザエさん一家”

日本人なら皆さんご存じの曲ですよね。でも、この曲を聴くと明日から月曜日で嫌だなぁ~と思ってしまう、通称”サザエさん症候群”の方も結構多いのでは?

サザエさんのテレビを見たらもう休みの最後という事で、”サザエさん一家”からの・・・明日はMonday”でちょっと意地悪な(?w)アルバムの最後とさせていただいてます。

実は最初のアルバム曲の選曲には”サザエさん一家”は入っていませんでした。最初にこの枠の候補だったのが

”スーパーマリオのテーマ”でした。

もうマリオのアレンジもプログラミングも終わっていて、後はバイオリンとドラムを生に差し替えれば完成!っというところまで仕上がっていたのですが、ここで問題が・・・・、

著作権が通らない・・・(´;ω;`) 

自分的にもなかなか出来が良かったので、とても残念でした。

では?この枠はどうするか?という事で候補に挙がったのが、この”サザエさん一家”でした。

でもこの曲をあまりガチでカバーしてる方も珍しいので、結果よかったです。

そしてこの曲、ある仕掛けがしてあるのですが、お気づきの方はいらっしゃったのかな?


アルバム”給食当番”こぼれ話 その④~うちのわんこ~

このアルバムには色々なパーカッションが入っていて、当然ボンゴやコンガなどのラテン楽器も入っています。

バイオリンの穴澤くん、実は昔パーカッションを習っていて、ものすごくいいボンゴやコンガも持っています。

でも、ここのところあまり使っていないらしい・・

じゃあ、もったいないので、せっかくだからこのアルバムは私のボンゴ、コンガは使わずに、穴澤くんの楽器でレコーディングしてみよう!という事になりました。

アルバム唯一の穴澤雄介オリジナル曲”うちのわんこ”では、穴澤くんの最近あまり使っていない、そのボンゴを使わせてもらいました。

この曲は穴澤くんの昔の飼い犬の事を曲にしたものなのですが、何とそのお借りしたボンゴのケースの隅に、その曲の主人公である、昔飼っていたワンちゃんの毛が少し付いていたのです!😲

これには穴澤くんも気が付いていなかったらしく、この曲をレコーディングするのにぴったりな楽器のチョイスとなりました。




少しだけレコーディングの様子を!

穴ちゃんレコーディング2日目


穴澤 雄介 (バイオリン)

[ヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者、作編曲家、ラジオパーソナリティー]

千葉県市川市出身。心臓と目に障害をもって生まれ、高校時代にほぼ視力を失い、現在は全盲。

筑波大学附属盲学 校高等部本科音楽科、同専攻科音楽科を卒業。

NHK総合テレビでの東京・北京オリンピック・パラリンピックのユニバーサル放送特番に コメンテータ兼演奏者として計13日出演。

NHK「視覚障害ナビ・ラジオ」には毎月 パーソナリティーとして出演中。

穴澤雄介を追いかけたドキュメンタリー映画:「光をみつける・ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ」

(監督:永田陽介)(語り:舞の海秀平)他、が2023年5月より公開。

これまで19枚のCDをリリース。第7回ゴールドコンサートにてグランプリ、第25回浅草ジャズコンテスト・バンド部門にて金賞他、受賞多数。

2017年にはフランス単独演奏ツアーを実施、

2018年はシンガポールで開催の「アジア太平洋・障害者芸術祭」に、

2022年はアゼルバイジャン共和国で開催の「True Colors Festival」in アゼルバイジャン」に出演等、海外でも活動中。

NHKラジオの番組テーマ曲に二つの自作曲が採用され、

その活動はテレビ東京のドキュメンタリー番組『生きるを伝える』でも紹介される。

2014年には『見えなくなったら希望が見えた』、(KADOKAWA)、

2023年には『光をみつける』(ぱるす出版)、二つの本を出版。

毎日新聞社発行の『点字毎日』では、「幅広おすすめCDレポ」を毎月連載中。


また、「全盲のYouTuber」として、自身のチャンネルで毎日動画を公開中

(全盲のYouTuber穴澤雄介チャンネル)。

https://www.youtube.com/channel/UC2O7...


小川 このん (ドラム、パーカッション)


東京都出身

12歳よりドラムをはじめる。

17歳で打楽器奏者の塚田靖に師事。

尚美音楽短期大学に入学。在学中、当時の人気アイドルグループ“SALLY”のメンバー達が結成したソウルバンド

“TWILIGHTS”に参加。卒業と同時に竹本孝之のツアー、原みゆき、などのツアーでプロ活動をスタートする。

その後“Chara(チャラ)”のデビュープロジェクトをはじめ、数々のソニーミュージック系アーティストのドラマーを務める。

サポートでは他に、 古内東子、少年隊、ケロポンズ、三好鉄生、麻美ゆま、トワ・エ・モア、白鳥英美子、染谷俊、などのコンサートやライブ、

小泉今日子、上戸彩、渡辺真知子、渡辺美奈代、中西圭三、作曲家の井上ヨシマサとのユニット”ATOM”などのレコーディングにも参加、

サポートの他には、田代ユリ(ハモンド)、中川浩二グループ、米澤美玖(Ts)等のJazz系ライブやセッション、アコーディオンソロ、シャンソン、オカリナ、リコーダーアンサンブルなど多ジャンルのコンサートやレコーディングに参加。

さらに、朗読ユニット”音魂”での作編曲活動など、楽器やジャンルの枠を超え、

様々なコラボレーションでダイナミックレンジの広いドラマー、パーカッショニストとして活動中。